当社は、お客さまが真に求める金融商品を提供し、あらゆる業務運営においてお客さま本位で行動するよう以下の取組に努めてまいります。
お客さま本位の業務運営に関する方針
方針1:お客さまの最善の利益を追求します
お客さまに対して誠実・公正に業務を行い、お客さまの利益を最優先に考え、最適な保険商品をご提案いたします。
取組状況
- 漏れなく、偏りなくお客さまの状況やご意向、ご要望の把握ができるよう、ヒアリングシートを用いた面談を実施しております。
- 最新の社会保険や公的助成制度、金融市場動向などの情報提供を定期的に行うことを通して、お客さまに付加価値を提供します。
方針2:重要情報を分かりやすくご提供します
当社はお客さまの年齢、属性、ご経験、保険加入の目的等を十分に考慮し、的確な情報収集を行います。ご提案の際には、お客さまに正しく内容を理解いただくよう、「正確な情報の提供」と「わかりやすい説明」を行います。
取組状況
- 「商品パンフレット」「契約概要」「注意喚起情報」「重要事項説明書」等を用いて、お客さまの意向把握と適切な情報提供を実施し、適合性に沿った保険募集を行います。約款や資料の読み上げにとどまらず、お客様の理解度に応じて例え話や平易な言葉を活用してご説明いたします。
- 70歳以上のお客さまにおきましては、70歳未満のご親族様同席での商品説明の実施、または複数回に分けた説明の実施を行い、誤解がないように十分な取組をいたします。
- 外貨建て保険や変額保険等については、お客さまの年齢や資産状況、投資知識や取引目的、ニーズ等を十分に把握し適合性を適切に確認した上で、リスク等についても適切かつ丁寧に説明を行い、お客さまにふさわしい保険商品をご提案しています。
方針3:利益相反への適切な管理態勢を構築します
商品のご提案にあたっては、当社の利益のためにお客様の利益を不当に害することがないよう、 誠意をもって利益相反の排除に努めます。
取組状況
- 法令等遵守の徹底を図るため、当社独自の社内規程・マニュアル等を策定し、これらの遵守と厳格な運用を実施します。
- お客さまのご意向に沿った提案及び販売ができているかを確認するため、ヒアリングシートや面談の記録を保管し、定期的なモニタリングを行います。お客さま本位の業務運営方針に反した契約がないよう、適切に把握・管理する業務管理責任者を置き、状況の検証を実施しています。
- 毎月のコンプライアンス研修をはじめ、保険商品や経済状況、利益相反などについての知識・スキルの向上を図った研修を実施し、サービスの質を高めるとともにお客さま本位の考え方や行動を浸透させてまいります。
- 担当者の保険募集プロセスの透明性を確保するため、「御用聞き(CVS)」を活用し、担当者の対応履歴を正確に記録します。さらに、お客さまへの説明内容から、選定理由に至るまでのプロセスを明確にし、適切な管理を徹底します。
方針4:手数料を明確化し分かりやすくご説明します
お客さまが保険商品を検討する上で最適な選択が出来るように、商品の特性およびお客さまが負担する手数料やリスクに関する事項等について、詳細かつ丁寧な商品説明と情報提供をおこなうように努めます。
取組状況
- ご提案する商品の「商品パンフレット」「契約概要」「注意喚起情報」「重要事項説明書」等を用いて分かりやすく丁寧な情報提供を行なってまいります。
- お客さまに十分理解いただけるよう、コンプライアンス研修での指導に加えて、「契約前締結書面」や「重要事項説明書」を用いての説明についてロープレを実施するなど、顧客説明レベルの統一を図っています。
方針5:お客さまにふさわしいサービスの提供とさらなるサービスの向上に努めます
ご提案した商品が将来にわたって真にお役立ていただけるよう、お客さまに寄り添い、一人ひとりにふさわしいサービスの提供に努めてまいります。
さらに、保険会社と連携し、保険商品の設計・提供に関する情報を適切に共有することで、お客さまに最適な選択肢をお届けできるよう努めてまいります。
取組状況
- お客さまの状況変化等に応じたアフターフォローを行います。特に特定保険契約者や長期保険契約者、並びに高齢のお客さまに対して、定期的に契約内容の確認や手続き漏れがないかの確認を行い、安心できるサポートを提供します。
- お客さまより頂戴するご意見、特に苦情等の当社サービスに対して満足度の低かったものは、全社員が大小問わず報告できるよう体制構築を行い、全件社内で共有することで業務改善に繋げます。
- 実際に契約(加入)されたお客さまの属性(年齢、資産状況、投資経験、加入目的など)や販売後の反応・ご意見等を継続的に収集・分析し、保険会社へ定期的に提供します。
- 保険会社による商品設計方針、販売後のモニタリング、見直し体制などについて、説明資料・面談等を通じて理解を深めるとともに、必要に応じて、当該情報を当社の商品選定や販売管理方針の検討に活用します。
方針6:お客さま本位で行動する人材の育成を行います
態勢整備及び定期的な研修により、従業員は適切な販売活動を行います。
お客さまに不利益が生じないよう、コンプライアンス体制、保険募集管理体制、個人情報管理体制の構築を行います。 また、募集人が保険商品のみならず金融商品の専門知識を持つことができるよう、定期的な社内研修を実施します。
取組状況
- 毎週月曜日に研修を行なっています。保険商品や金融の知識にとどまらず、お客さまに対する姿勢やお客さま思考など、販売のためではなく貢献のための研修を実施し、全員参加で研鑽に励む場としています。
- 月1回以上のコンプライアンス研修やその他勉強会を実施し、お客さま本位の業務運営方針やその取組への理解を深めるとともに保険や金融商品についての最新の情報や知識を習得することで、適切な募集活動が行われるよう指導しています。
- FP2級以上・AFP・CFPの資格取得を推奨し、お客さまへ説明義務のある内容から、アフターフォローの重要性等の周辺知識に至るまで習得できるよう、教育・指導を行います。
◆ 金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応
- 当社は複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨することがないため、原則のうち「原則5・注2」「原則6・注2」には該当いたしません。
- 当社における業務形態上、金融商品の組成に携わる金融事業者ではないため、原則のうち「原則6・注3」「補充原則1〜5」には該当いたしません。
株式会社ぽらりす
制定日:2024年9月2日
改訂日:2025年6月25日
2025年度KPI(2025年6月25日現在)
当社は、お客さま本位の業務運営を行ううえで、その水準および進捗度を客観的に評価・検証するための成果指標(KPI)として、以下を設定し公表いたします。
実績集計期間:2024年8月1日~2025年5月31日
◆ 短期(3ヶ月以内)解約率
◆ 募集の管理者最終チェック率
実績 100%(目標 100%)
チェック対象項目
- お客さま対応記録
- 意向把握ならびに意向確認の適切性
- 高齢者募集時の対応 ※該当募集のみ
- 特定保険契約の適合性 ※該当募集のみ
- 乗換の適切性 ※該当募集のみ
◆ FP2級以上・AFP・CFP保有率(2025年5月現在)
実績 43%(目標 85% ※募集人総数に対して)
- FP2級以上・AFP・CFPいずれかの資格を1つ以上保有する募集人 3名 / 募集人総数7名
※業界未経験者を中心に教育を進め、今後半年以内に目標達成を目指します。
◆ 月1回以上の定期研修の実施継続率
コンプライアンス研修:実績 100%(目標 100%)
社内研修:実績 100%(目標 100%)
※対応方針:方針1~方針6
対応関係表
金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」 プロダクトガバナンスに関する補充原則との対応関係表